自動車コラム
車の乗り心地ってどこで判断する?
SUVは乗り心地が悪い印象があるかもしれません。試乗をすれば乗り心地が体感できます。しかしながら、長距離運転などの場合と近所を走るのとでは差が生じるかもしれません。この記事では、乗り心地を判断するポイントを解説します。SUVを買う時の参考にしてください。
買う前に試乗・・・試乗の前に知っておくこと
一般的に、購入を検討している車の試乗は可能です。販売店やディーラーによって試乗をするための方法が異なります。事前に予約をしておけば、ほぼ確実に試乗をさせてもらえる場合もあれば、予約なしでも行ったその日に試乗をさせてもらえる場合もあります。しかし、事前に予約しておくと試乗時間を確保してもらえるのでおすすめです。
試乗する時の流れは以下の通りです。
1.販売店・ディーラーへ予約(試乗したい車と日程を伝える)
2.予約日に店へ向かう
3.試乗する前にスタッフからの説明を受ける
4.試乗する(店舗周辺を10~20分)
試乗する時は、当然ながら運転しやすい服装・靴で行いましょう。また、免許証なども忘れないようにしてください。
試乗は、初心者でも試乗は可能です。しかしながら、車種によっては条件が設けられているものもあります。また、もし未成年である場合は、親権者の同行や同意が必要となるかもしれません。
万が一、事故を起こした時や違反をした場合は、運転者の責任です。ただし、試乗車に対して任意保険をかけていることが多いので、補償を受けられるかもしれません。しかし、保険を超えるほどの費用がかかってしまった場合や適用外の場合もあるので、事故や違反は起こさないようにしましょう。
乗り心地にはシートが重要
車の乗り心地を左右するのは様々な要因があります。その中でも特に、シートは重要です。あくまでも乗り心地の良さというのは、個人の主観で決まってしまう点があります。しかしながら、メーカーとして売りに出すシートは次のポイントで販売しています。
・座り心地
・乗り心地
・ホールド性
・サポート性
シート設計をする時に大切なものとなります。
運転をしている時は、乗り続けている時間によって疲労度が異なってしまうものの座り心地や乗り心地が良いのは大切です。そのうえで、シートのホールド性が高いと疲れにくくなります。シートのサポート性が高ければ、運転もしやすくなります。
試乗した時に、座った感覚に違和感がないか、運転中も安心して体を預けられるかといった点を意識すると良いでしょう。
今更聞けないハンドリング性能とは?
車の運転において、あまり意識をする必要はないかもしれません。しかしながら、ハンドリング性能が分かると運転の楽しさを味わえます。また、長距離ドライブでも疲れにくくなるので意識してみましょう。
そもそも、ハンドリング性能は「ドライバーが車を思い通りに動かせるか」ということです。ハンドルは、右に舵を切れば右に曲がるのは当然の話なので、良し悪しが分かりにくいかもしれません。しかし、長距離ドライブ中は、ハンドリング性能が大切です。直進安定性を含め、ロングドライブを支えてくれるため、無駄なハンドル操作が不要となり楽にもなります。
試乗する時は、ハンドル操作をした時に違和感がないかどうかがポイントです。意思のまま、ハンドル操作を正しく行えるかを確認しながら試乗しましょう。
険を超えるほどの費用がかかってしまった場合や適用外の場合もあるので、事故や違反は起こさないようにしましょう。
振動やうるさい音を感じさせない車種
乗り心地の良い車は、振動や揺れが感じにくい特徴があります。運転している間は当然のことながら、同乗者にとっても心地よい車であることが大切です。その条件として、車が道路からの振動やノイズを拾うわけにはいきません。
振動や揺れ、走行音の吸収はサスペンションやタイヤなどが重要です。上質な素材や作りであれば、車内への振動が伝わりにくくなるため乗り心地が良くなります。また、ボディ剛性を高めることで、走行音や風切音などが車内に伝わりにくくなります。
試乗する時には、運転者のほかに同乗者を乗せましょう。ドライバーとしての視点と同時に、一緒に乗る予定の同乗者の意見も参考にできます。同乗者も乗り心地の良さを感じられれば、購入後も快適にドライブが楽しめます。
評論家のレポートを参考にする
評論家のレポートは、専門家としての意見を参考にできます。実際に、車を試乗したうえでレポートを出しているためです。また、数多くの車に乗っているため、車によっての違いについても把握できています。評論家ほど、車の性能について意識をして購入することは少ないかもしれません。また、個人の感覚が異なる点から、評論家の意見が全て正しいわけではないため、そういった点も踏まえて参考にしましょう。
しかし、ポイントとしては、評論家の意見を鵜呑みにし過ぎないことです。意見ばかりが先走ってしまい、試乗した時の感覚と違いが生じるかもしれません。試乗をするうえで大切なのは乗った時の感覚です。
険を超えるほどの費用がかかってしまった場合や適用外の場合もあるので、事故や違反は起こさないようにしましょう。
まとめ
車の乗り心地は、シートの質や振動、揺れなどが感じにくいものであることが重要です。そのうえで、販売店やディーラーなどで試乗をして購入を検討しましょう。試乗する時は、乗り心地で確認するべきポイントを意識して乗るようにすることが大切です。しかし、試乗する時はいつもと同じ状態でいられないかもしれません。そのため、乗った時の感覚を覚えておくようにしましょう。