自動車コラム
いま一度確認!カーナビ、ドライブレコーダーの正しい使い方

皆さんは、カーナビやドライブレコーダーの正しい使い方をご存じでしょうか。近年のカーナビやドライブレコーダーは高性能になっているため、より快適にドライブを楽しめます。本コラムでは、カーナビやドライブレコーダーの正しい使い方について紹介するので、ぜひご参考にしてください。
目次
カーナビ、ドライブレコーダーの役割

まずは、カーナビやドライブレコーダーの役割について確認しましょう。
【カーナビの役割】
・道案内
・現在地を知る
カーナビがあると、目的地まであまり迷うことなく辿り着けます。また、交通情報などもお知らせしてくれるカーナビの場合であれば、渋滞を避けて目的地を目指せるのでストレスや疲れを軽減できる場合もあります。
道案内だけでなく、オーディオを使えるものもあるので車内で音楽を流すといったことも可能です。
【ドライブレコーダーの役割】
・自動車事故の証拠を残せる
ドライブレコーダーは、自動車事故で一番の味方になり得るアイテムです。事故直後では、気が動転して正しい情報を伝えきれない可能性があります。そのため、ドライブレコーダーを事故の証拠として活用することで、事故の現場を正しく伝えられます。
近年のドライブレコーダーでは、クルマに衝撃が起きると自動的に録画を始めるものがあり、車上荒らしなどの被害に遭った場合も証拠を残してくれるのでおすすめです。
ドラレコ設置の失敗しない位置と録画最適化テクニック
ドライブレコーダーの取り付け位置は、道路運送車両保安基準によって定められています。
【保安基準によって定められた取り付け位置】
・フロントガラスの上縁から20%以内(ルームミラーよりやや下の位置)
・フロントガラスの下縁から150mm以内
保安基準に違反した場合、整備不良車両と判断され3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金対象となってしまうため注意が必要です。運転の妨げとならない位置に取り付けるよう心がけましょう。
ドラレコを取り付けるときは、正しい位置に貼りつけないと運転中に落ちてしまったり、証拠となるはずの動画がしっかり撮影できなかったりするので注意してください。DIYで設置するのもよいですが、取り付け位置や配線作業などが必要となるため専門業者に依頼したり、クルマの購入時に取り付けてもらったりしましょう。
ドラレコSDカードタイプの注意点

ドライブレコーダーでは、動画を記録するためにSDカードが必要です。SDカードはドライブレコーダーそれぞれに対応しているものを選ばなくてはなりません。
【保存容量の大きさ順に種類を紹介】
・SDカード
・miniSDカード
・microSDカード
ドライブレコーダーのサイズによっては入らない場合があるので、対応したものを選ぶようにしましょう。
【ドラレコの選び方】
・寿命:書き換え回数が多いもの(容量がいっぱいになると古いデータを削除し上書きするため)
・容量:容量が大きいもの(64GB以上がおすすめ)
・フラッシュメモリの種類:「TLC(Triple Level Cell):約1,000回書き換え可能」、「MLC(Multi Level Cell):約10,000回書き換え可能」(書き換え数が多いMLCがおすすめ)
・耐久性、衝撃性:温度の耐性が高いもの
・スピードクラス:Class6、Class10(数字が大きいものがおすすめ)
ドライブレコーダーを選ぶときは、耐久性が高く容量や寿命の長いものがおすすめです。正しく状況を録画するためにも重要なものなので、しっかりご検討ください。
自分にあったカーナビを選ぶ方法
カーナビはいろんな種類があります。ここでは、どのように選んだらよいか紹介します。
カーナビの画面サイズは以下の通りです。
【カーナビの画面サイズ】
・9V型:22.86cm
・8V型:20.32cm
・7V型:17.78cm
大画面がいい方は、8~9V型がおすすめです。出費を抑えたい場合は7V型が丁度よいでしょう。
また、サイズだけでなくカーナビに求める機能によっても種類があります。
【カーナビの機能】
・音楽(ラジオ、CDなど)
・TV(Youtube、DVDなど)
・電話(スマートフォンと連動し運転しながら通話ができる)
カーナビを購入するときは、必要な機能を精査して選ぶと自分に合うカーナビと出会えます。また、取り付け方も車種によって異なるので対応したものや純正カーナビを選ぶなど検討してもよいかもしれません。
ドラレコ、カーナビの最新相場
ドラレコ、カーナビの最新相場を紹介します。

現状、人気のあるドラレコは2~3万円が相場です。ピンキリなので、安いものは1万円程度~高額なものは10万円近いものもあります。小型のもの、ルームミラー型の細長いものなどあるので、予算と照らし合わせながら選ぶと良いでしょう。
人気のあるカーナビは、3~5万円が相場です。ポータブル型の小さいカーナビの場合、1~2万円程度のものがあるので、お安く済ませたい方は小さいカーナビを検討するのもおすすめです。反対にサイズが大きいものや高性能なカーナビは価格が高めになるので覚えておきましょう。
ドラレコもカーナビもそれぞれ取り付け工賃なども別途かかる場合があるので、取り付けしてもらうときには工賃を踏まえた見積もりを依頼すると安心です。
まとめ:カーナビやドラレコを正しく使って快適なドライブを!
カーナビやドラレコは、さまざまな機能や大きさがあります。価格もピンキリですが、必要な機能や求めているサイズに応じて予算に見合ったものを選ぶと良いでしょう。カーナビ、ドラレコを活用して快適で安全なドライブを楽しんで下さい。