自動車コラム
近年増えてきた「車に乗ったまま」のサービスあれこれ

近年では、クルマに乗ったままサービスを受けられる種類が増えています。本コラムでは、ドライブスルーで受けられるサービスの種類やメリット、注意点について紹介します。ぜひ、ご参考にしてください。
目次
昔からのサービス、ファストフードのドライブスルー

クルマに乗ったままのサービスを受ける「ドライブスルー」は、「ファストフード」での利用がイメージされることでしょう。ドライブスルーは、アメリカでスタートしたサービスで日本で最初にスタートしたのは「海苔屋」「イタリアン」のお店だったとされています。しかし全国的に「ドライブスルー」を広めたのはファストフード店のマクドナルドです。
マクドナルドのほかに、ドライブスルーを利用できるファストフードは以下の通りです。
【ドライブスルーを利用できるファストフード店】
・マクドナルド
・モスバーガー
・ロッテリア
・ケンタッキーフライドチキン
ぜひご参考にしてください。
そのほか、リンガーハットやカレーハウスC&C、牛丼店(松屋、すき家、吉野家など)、はま寿司、なか卯などがあります。
乗車したまま、商品を注文し会計、商品の受け取りができるためクルマの乗り降りが難しい方などにもおすすめです。一般的には、クルマでの利用がほとんどですが安全性が確保できている場合に限り利用できるようです。店舗によって異なるため事前に確認しましょう。
近年増加?カフェドライブスルー
ドライブスルーできるお店は、増えてきています。カフェのドライブスルーではスターバックスが浮かびやすいのではないでしょうか。近年では、スターバックスのほかにタリーズコーヒーなどがあります。また、ドライブスルー専門のカフェもあり、クルマ社会の県などでは重宝されること間違いありません。
ドライブしている間に、コーヒーや紅茶、フラペチーノなどが飲みたくなったときに活用できるので、お出かけをする前に調べておくと安心です。
コロナ過より注目ドライブスルー薬局(調剤)
ドライブスルーは、飲食店だけでなく薬局まで利用の幅が広がっています。ドライブスルー薬局は、コロナ禍の時期を受けより注目を浴びることになりました。ドライブスルー薬局では、クルマから降りずにお薬を受け取れるメリットがあります。
二次感染を防ぐことや小さいお子さんがいてクルマから出られない場合などに活用できるのでおすすめです。コロナやインフルエンザなどに感染した場合でも、気軽に薬局を利用しやすくなるのでメリットが大きいでしょう。
実は増えてる“降車不要”のメリット

ドライブスルーの利点はわかりやすいと思いますが、改めて「降車不要」のメリットについて考えていきましょう。
【ドライブスルーのメリット】
・簡単に利用ができる
・購入後の飲食がしやすい
・移動しながら行動ができるのでタイムパフォーマンスがよい
・人との接触を最小限に抑えられる
これらの点が挙げられます。
時間を有効活用したい方や人との接触を下げたい方などにメリットが多く、クルマを持っている方なら誰でも利用できます。カーシェアでも当然、利用できますので活用してはいかがでしょうか。
乗ったままサービスを受ける際の注意点
ドライブスルーを受ける際に注意すべきポイントがいくつかあります。まだ利用したことがない方や今まで利用していた方でも意識していなかったことがあるかもしれないので、ぜひご確認ください。
【ドライブスルーで起こり得るトラブル】
・車両間隔が掴めず縁石などに車体をぶつけたりマイクから遠ざかったりする
・注文をするときなど緊張して焦ってしまいお店側に伝わらない
・お金の受け渡しが失敗してしまう
・ドライブスルーの出入り口付近での人身、車両事故が起こる
これらのことは、慣れていないと起きてしまう可能性が高いです。何度か利用していくうちに慣れてくると思いますが、今度は慣れから事故などが起きてしまう可能性もあるので「クルマを運転している意識」を忘れないようにしましょう。
【ドライブスルーでのポイント】
・焦らず丁寧に運転、応対をする
・周囲への注意を怠らない
・事前に準備を整えておく(お金、受け取ったときの商品を置くスペースなど)
もし同乗者がいるのであれば、サポートしてもらうなどしてスムーズな利用ができるようにしましょう。
まとめ:いざという場合に「クルマに乗ったままサービス」を活用しよう
ドライブスルーは利用できると快適にドライブを楽しめるのでおすすめのサービスです。運転できる方であれば誰でも利用できるので、時間を有効的に使いたい方や人との接触をできる限り避けたい方などにおすすめです。まだ利用したことがない方はぜひ一度、ドライブスルーを利用して利便性を体験しましょう。
