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自動車コラム

ドライブ中やドライブ先でのトラブル対応

お悩みスッキリ 2025.11.20
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皆さんは、ドライブをしているときや出かけた先でトラブルが起きたとき、どのように対応したらいいか悩まれるかと思います。トラブルにはいろいろな種類のものがあります。ここでは、天候や対人、クルマの故障など多岐に渡って簡単に紹介するので、ぜひご参考にしてください。

突然の天候不良などによるトラブル対応


ドライブをする前には、事前に天気予報を確認すると思います。しかし、天気予報が外れ突然の雨や強い突風などが起きた場合、驚いてしまうことでしょう。

具体的に以下の2点について解説します。
・ワイパーが追いつかない豪雨時の応急視界確保テクニック
・横風でクルマが流されるときのハンドル操作

ぜひご参考にしてください。

ワイパーが追いつかない豪雨時の応急視界確保テクニック

近年では、ドライブ中に突然の豪雨に見舞われることがあり、視界が悪くなってしまうシーンがあるかと思います。視界不良により、前方で停車していたクルマと衝突してしまったり、人との接触事故が起きてしまったりする可能性が高くなり注意が必要です。また、ブレーキが利きにくくなってしまうため、より一層の注意が必要といえるでしょう。

【豪雨のときにできる対処法】
・速度をゆっくり減速し、車間距離を開ける
・ヘッドライトを点灯する
・路肩に寄せて停車しブレーキランプを点灯する

上記の方法が有効的です。

しかしながら、雨量が50mm/h以上の降水予報の場合は、運転を控える、中止することが大切です。そのほか、「雷」「大気の状態が不安定」「竜巻などの激しい突風」がともなう場合は注意しましょう。

また事前に、ワイパーやフロントガラスに雨対策のアイテムを活用するなど、視界を確保できるような工夫をしておくことも大切です。ワイパーゴムの劣化、フロントガラスの汚れなどがあると、より視界不良が起こりやすくなるため事前の準備を怠らないようにしましょう。

横風でクルマが流されるときのハンドル操作

強風が吹いているときは、高速道路などでは速度規制が実施されるなどの対策がなされます。具体的には、以下のような数値で速度制限が実施されます。

【高速道路の速度制限】
・10m以上15m未満:最高速度80km/h
・15m以上20m未満:最高速度50km/h・二輪車(バイク)が通行止め
・20m以上:通行止め

高速道路は基本的に、速度を出して走行する道路のため以上のような速度規制が実施されます。それでは、一般道路ではどのようにしたらよいのでしょうか。

【一般道路での対策】
・強風が吹きやすい場所に注意する:山間部の谷間また橋の上、トンネル出口、山の切通しの終点、防音壁の切れ目
・スピードを落として安定感を高める
・急ハンドルにならないよう注意する
・車間距離を取る

基本的には、ハンドルをしっかり両手で持ち急ハンドルにならないよう心がけることが大切です。速度を出さないようにして徐行運転をしながら、場合によっては風を防げる場所へ避難することも覚えておきましょう。

高速道路でのトラブル


ドライブでは、高速道路を使用するシーンが多くあることでしょう。ここでは、高速道路でのトラブルについて以下の3点を中心に解説します。

【高速道路でのトラブル】
・タイヤバースト時の安全な停車方法
・高速道路でガソリン切れ寸前になった場合の給油方法
・あおり運転のトラブルに巻き込まれたら

高速道路を利用する前に、ぜひご確認ください。

タイヤバースト時の安全な停車方法

タイヤがバーストすると、大事故につながる可能性があるため注意が必要です。バーストは、タイヤが走行中に破裂することです。パンクの場合、少しずつ空気が抜けていくのに対して、バーストはいきなりタイヤの空気が一気に抜けるため破裂音がします。

【バーストが起きたときの対処法】
・速度を緩めてハザードランプを点けて停車させます。(ハンドルをしっかり握ってスピードを緩めてください。)
・停車後、タイヤの状態を確認してください。
・JAFを呼んで指示に従いましょう。

バーストしたまま走行を続けるとホイールが歪んでしまうほか、事故が起こってしまう可能性があるため直ちに安全な場所で停車させます。

バーストはなぜ起こるのでしょうか。
具体的に理由を解説します。

【バーストする原因】
・タイヤの空気圧が適正じゃない状態で走行を続けた(空気圧が極端に低かったり、高かったりすると起こります。)
・過積載により起こった
・タイヤが劣化していた(ヒビや傷があった)

普段からタイヤの状況を確認することで、バーストは防げます。特に、高速道路を走行する前は、タイヤの状態を確認しメンテナンスをしておくと安心してドライブを楽しめるので、必ず実施しましょう。

高速道路でガソリン切れ寸前になった場合の給油方法

高速道路に限らず、運転しているときに困るのはガソリン(燃料)切れを起こすことです。高速道路でガス欠を起こした場合、違反扱いになり罰金を支払う必要があるため注意しましょう。もし、ガソリン切れになった場合にはどのようにしたらよいのでしょうか。詳しく解説します。

【高速道路でガソリンを給油する方法】
・ガス欠になりそうな場合、路肩・非常駐車帯へ停車させます。(ハザードランプの点灯、発煙筒・三角表示板を設置します。)
・ガードレールの外へ退避する
・JAF、保険会社のロードサービス、NEXCOへ連絡

高速道路では一定間隔でガソリンスタンドがあるので、燃料がどれくらいあるか確認して事前に給油するようにしましょう。また、24時間営業じゃない可能性もあるので深夜帯の移動時には、注意が必要です。

高速道路では、自分で給油をするなどは危険なためロードサービスを利用するようにしてください。

あおり運転のトラブルに巻き込まれたら

あおり運転は、令和2年に妨害運転として罰則が科せられるようになりました。しかし、あおり運転がなくなることはありません。そこで、あおり運転のトラブルに巻き込まれたときの対処法について解説します。

【あおり運転に巻き込まれたときの対処法】
・道を譲る
・ドライブレコーダーで撮影する
・安全亜場所へ退避し、110番通報

これらの方法が重要です。
あおり運転は、被害に遭ったこちら側が感情的にならないことが大切です。やり返すようなことがないように、冷静さを保ちましょう。あおり運転は重大な事故やトラブルに繋がりかねない危険な運転なので、あおり運転に遭ったら車両ナンバーや特徴などを覚えるようにしてください。ドライブレコーダーも活用しましょう。

運転中のトラブル

運転中に起こる車両トラブルについて対策を紹介します。
ここでは具体的に以下の2点について紹介します。

【運転中に起こるトラブル】
・走行中にパワステが効かなくなったときの対処法
・ブレーキが効きにくくなったときの緊急停止手順

運転中に起きたら対処できるように、ぜひご参考にしてください。

走行中にパワステが効かなくなったときの対処法

パワステ(パワーステアリング)は、ハンドルを操作するときの補助機構です。パワステが効かなくなるとハンドルが重くなり、運転がしにくくなります。

パワステが効かなくなったら、安全な場所に停車させて衝突事故が起きないように対策をしましょう。そして、ディーラーやJAFなどのロードサービスに連絡しましょう。パワステが効かない状態で運転を続けると事故に繋がる可能性があります。

パワステの故障は、車検に影響が出るので早めに修理が必要です。かかる費用は、車種やパワステの種類によって異なるので、ディーラーなどで事前に確認しましょう。

ブレーキが効きにくくなったときの緊急停止手順

運転中にブレーキが効かなくなってしまった場合、とても焦ってしまうかと思います。ブレーキが効きにくくなったときの緊急停止手順や原因について解説するので、ご参考にしてください。

【ブレーキが効かなくなる原因】
・ブレーキオイルやパッドの劣化
・ブレーキキャリパー、ブレーキローターまたはブレーキディスクの不具合

これらの原因は、定期点検などで対策できるので定期的な点検を受けるようにしましょう。

ブレーキが利かなくなってしまった場合には、以下のような手順で緊急停止させます。

【緊急停止手順】
・エンジンブレーキで減速
・サイドブレーキで減速
・ガードレール、路肩に車体を当てて停車

上記の流れでクルマを緊急停止させます。

自動車教習所でも、クルマの緊急停止をさせる最終手段にはガードレールなどを用いてクルマの動きを止めるとあったはずです。ここまでしなくてはならないのは余程のことですが、覚えておきましょう。

停車後は、JAFを呼んで指示に従ってください。

駐車/停車時のトラブル


クルマのトラブルには、駐車及び停車しているときに起こるものもあるでしょう。
ここでは、以下3点について解説します。

【駐停車時でのトラブル】
・駐車場でのバッテリー上がり!周囲に助けがない場合の解決法
・鍵の閉じ込み
・コインパーキングでゲートが開かないときの手順

それぞれについて解説するので、いざとなったらご活用ください。

駐車場でバッテリー上がり!周囲に助けがない場合の解決法

クルマのバッテリー上がりは、いつどこでも起こり得るトラブルです。バッテリー上がりは、蓄えていた電力以上の消費量が発生した場合に起こります。もし、周囲に助けてくれる方がいる場合には、「ブースターケーブル」などを持っている可能性があります。これにより、バッテリー上がりを一時的に解消できるかもしれません。

しかし、周囲に助けがなかった場合は、この方法は活用できません。駐車場でバッテリー上がりが起きてしまった場合には、商業施設の場合はお店の方に事情を説明したうえで、JAFを呼びましょう。ロードサービスを活用することでバッテリーを一時的に解消し駐車場から移動させてもらえます。

仮に、電気自動車やハイブリッド車の場合には、メインバッテリーのバッテリー上がりを起こした場合、専門家が作業しないと危険です。どちらにしても、助けがない場合はロードサービスを活用する方法がおすすめです。

鍵の閉じ込み

近年のクルマは、鍵の閉じ込みは起きにくい仕組みになっているので、ほとんど少なくなってきたかと思います。しかしながら、それでも起きてしまうものです。もし起きてしまった場合には、スペアキーを使用して開錠する方法がありますが、スペアキーがなかった場合には、以下の方法で鍵を解錠します。

【鍵の閉じ込みをしたときの対処法】
・JAFなどのロードサービスを活用する
・ディーラーへ相談する
・鍵業者へ相談する

万が一、鍵の閉じ込みをした場合にディーラーへ相談するとスペアキーを作ってもらえる可能性があるので最終手段として、ディーラーへの相談がおすすめです。しかしながら、タイミングでどうにもならなかったときは、ロードサービスを活用して助けてもらいましょう。

コインパーキングでゲートが開かないときの手順

駐車場でのトラブルで一番不安を抱えるのは、コインパーキングなどで清算が済んでいるにも関わらずゲートが開かないときではないでしょうか。

入出庫時にゲートが開かない場合、センサーの不良などが考えられます。また、出庫時にはゲートが開いてから下がるとセンサーが反応して再びゲートが下がってしまい開かない可能性もあるので注意が必要です。

このような場合は、ゲートの管理会社へ直ぐに連絡をし指示を仰ぎましょう。

また利用する前に、駐車場の状態や生産期・ゲートの動作を確認しておくと安心です。正しく機能しているか、エラーが起きていないかを確認しておくことでどちらに非があるかを明確にできます。ドライブレコーダーなどでゲートの状態を事前に記録しておくと安心でしょう。

まとめ:ドライブ先で起きたトラブルの対処法を覚えておこう!

ドライブ中に起きたトラブルは、基本的にクルマの故障であればJAFなどのロードサービスを活用することが望ましいです。天候に関するトラブルは、無理をせず運転を中止し避難することも賢明な判断でしょう。対人トラブルなどはドライブレコーダーを活用することで自分を守れるので、ぜひともご活用ください。トラブルに備えて楽しいドライブを過ごしましょう。

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