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自動車コラム

車のへこみ修理ってどうすればいい?

お悩みスッキリ 2023.04.20
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車にへこみをつくってしまったとき、傷の大きさに限らず落ち込んでしまいますよね。特に、SUVで出かけるときはアクティブに動いている可能性があるため、気づかないうちに小さなへこみができているかもしれません。
この記事では、へこみを修理する方法や対策法を解説します。

へこみ修理って自分でできたりする?

車のボディにできたへこみは、一般的に板金塗装屋などへ依頼するかと思います。しかし、予算の兼ね合いやすぐに直したいときは、自分で修理することも可能です。

具体的には、以下の方法で修理をします。

 ┗へこみ修理用の工具
へこみを修理するときには、専用道具「デントリペアキット」を使うと簡単です。価格も2,000円が相場なため、板金塗装屋へ依頼するよりも安く済みます。へこんだ部分を引っ張り出す専用工具が入っていますが、万が一、へこみの内側に工具が入らない場合は使えない点がデメリットです。

そのほか、ドライヤーをつかう方法もあります。家庭用ドライヤーの熱風を当て、十分に温めてから冷却スプレーを吹きかけて冷やすと、へこみが戻ります。一度では直らないこともあるので、その場合は複数回行ってください。また、温め過ぎると樹脂が溶けてしまう可能性があるので十分注意してください。

ハンマーを使う修理方法もあります。ハンマーで裏側から叩く方法です。これによりへこみを元に戻せます。しかし、デントリペアキットと同様に、ハンマーで叩くためのスペースがないと修理できません。そういった点も踏まえてご検討ください。

 ┗パテでうめるには
へこみをパテでうめる方法もあります。パテでうめる場合には、塗装がへこみと合わせて塗装剥がれや傷ができたときに効果的です。塗装剥がれの部分にパテを塗り、削って滑らかにします。そして、パテが乾いてからヤスリがけをして完成です。

 ┗傷の修理と塗装
パテで綺麗にうめた後、塗装ができるのでボディと同じ色合いの塗料を塗りましょう。しかし、必ずしも綺麗にできるわけではありません。プロの板金塗装でも、ボディと同じ色合いでの塗装ができない場合もあります。

そのため、自分で修理した時の仕上がりと比較すると程度が低くなる可能性も視野に入れておきましょう。

 ┗へこみ隠しシール
車のへこみや傷を隠すシールも販売されています。自車と同色のシールを選んで傷やへこみの上から貼ります。シールは、ステッカーになっているため、曲面でも貼りやすいです。ドライヤーなどを当てながら貼ると綺麗に仕上がる場合があります。また、気泡が入った場合には、細い針などで小さな穴を開けると空気が抜けるのでお試しください。

へこみ/傷の修理をお店に頼むと相場ってどれくらい

車のへこみはプロの方に依頼すると綺麗に直るので、ぜひご検討ください。

依頼先は、次の場所です。
・ディーラー
・カー用品店
・整備工場
・板金塗装

当然ながら、ディーラーでの修理は水準が高く綺麗に修理してもらえる利点があります。しかしながら、代車を借りれるかどうかを確かめることや費用が高くなってしまう可能性がある点がデメリットです。

整備工場やカー用品店では、修理費用が抑えられる利点があります。しかし、技術力に差が生じる可能性があるため、依頼する場合には口コミや実績などから検討することをおすすめします。

具体的な相場は以下の通りです。

<傷の大きさ>
・小さなへこみ(10cm程度):2~3万円
・中くらいのへこみ(30cm程度):4~6万円

<クイック板金>
・バンパーへこみ(15cm程度):19,800円~
・ドアやフェンダー(15cm程度):33,800円~
・ドアミラー(15cm程度):7,000円~

<板金塗装>
・バンパー:29,800円~
・フェンダー:43,800円~
・リアクォーター:48,800円~

費用相場は、傷の大きさや程度、依頼先によって異なるので注意してください。

へこまない、傷つけないためには・・・

へこみを作らないようにするには、運転方法を見直すことが一番の近道です。

そのうえで以下の点について見直しましょう。

・運転しているときの姿勢
・ミラーの位置

運転しているときの姿勢が正しいポジションであれば、周囲をしっかり確認できぶつかる危険性を下げられます。駐車する場面や運転中の事故を未然に防ぐためにも、辺りを注意深く観察し、予測することが大切です。

「もしかしたら…」と想像して、いざの時に足がブレーキを踏めるように準備しておきましょう。

SUVでへこませる・傷つけやすい箇所は?

SUVで傷つけやすかったり、凹ませたりしやすい場所はバンパーでしょう。ワンボックスカーなどと比較しても、SUVの方が少し出ている形状になっているため、ぶつけやすい傾向があるようです。

そのため、注意して運転してください。
万が一、擦ったり傷をつけたりした時には、「ここまでは行き過ぎだった」と勉強できると思うので、感覚を忘れないようにしましょう。

まとめ

車のへこみは自分でも修理できます。しかしながら、板金塗装を正しく行わないと見た目が悪くなるだけでなく、傷からパーツが錆びてしまい穴が開くなどの二次被害につながる恐れがあります。そのため、もしへこませてしまったらプロの方に修理を依頼しましょう。

ツチヤ自動車では、プロの板金塗装へ修理依頼ができます。
SUVは、バンパーをへこませたり、傷をつけてしまったりする可能性が高いです。そのままにせず、綺麗に直して長く乗り続けましょう。

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