自動車コラム
洗車に便利な道具

春先では、花粉や黄砂がつくことが増えます。また、SUVで出かけたくなる季節になってくると、洗車する機会も多くなることでしょう。ガソリンスタンドにある洗車機を使ってもいいですが、愛車を自分の手で洗車したいと考えている方も多いのではないでしょうか。この記事では、SUVに乗っている方は必見の洗車に便利な道具を紹介します。
SUVユーザ向け便利な洗車道具
SUVは、ボディが大きくワイルドな見た目が魅力的です。しかし、大きいため洗車するときに大変だなぁ…と感じる方もいるかもしれません。そこで活躍するのが、ロングサイズのスポンジと水切りです。
一般的なスポンジは、小回りの利く小さいサイズ感(柄がついているものは約30cmです)のものが多くありますが、SUVでは小さいサイズだと幅広く洗車ができません。ロングサイズのスポンジでは、「マックスウォッシュ」で出ている全量73cmと長いものが出ています。スポンジに工夫もあり、曲面のある場所でも洗車できる仕組みになっているので使いやすいでしょう。ロングサイズなので、屋根もフロントガラスも不便なく洗車できます。
また、ロングサイズの水切りはボディについた水滴を綺麗に落とせます。「マックスウォッシュ」ブランドでは、全長60cmのサイズで拭き上げできるため、時間を短縮できる可能性が高いです。水切りで失敗したときに「ボディなどを傷付けてしまいそう…」と不安になるかもしれませんが、傷付けないように工夫されているので安心してください。また、落下防止のストラップもあります。一気に幅広い面の水切りができるので便利です。
車高が高いSUVもこのようなロングサイズのアイテムを活用することで洗車が簡単にできます。
それぞれ道具での洗い方
洗車をするときに、どちらの道具でどのように洗車したらよいのか悩んだことありませんか?
ここでは、洗車をするときに必要な道具や使い方を紹介します。
・ホース
ホースの長さは、できる限り長め(軽自動車なら15mくらい)のもので、水の出方を好きなように変えられるノズルがついていると便利です。
・ボディシャンプー
シャンプーは、ワックス成分や研磨剤が含まれていないボディに優しい成分のものを選ぶとよいでしょう。また、泡立ちのよいものを選ぶと綺麗に洗車できます。
・洗車スポンジ
スポンジはSUVサイズに合わせたロングサイズのものがよいです。素材は、柔らかいものを選びましょう。また、ボディ用とタイヤ用で2種類用意しておくとより綺麗に洗車できます。
・バケツ
バケツは、10L以上のサイズがおすすめです。シャンプーをしっかり泡立てられ、車1台を洗い切るのに十分な量を確保できます。
・拭き上げ用タオル
ボディとタイヤ用で2種類用意し、ボディ用については柔らかい素材のものを選びましょう。合わせて水切りを用意したうえでタオルで仕上げてください。
・脚立
脚立は、背の高いSUVの洗車が楽になるのでおすすめです。
ワックスの種類と必要性
洗車では仕上げにワックス加工をするとよいです。理由は、ツヤが出るだけでなく、撥水性が高くなり汚れがつきにくくなるためです。プロのコーティングを依頼すると、より綺麗に仕上がりますが費用が高い可能性があるため、自分で行うとよいでしょう。
ワックスには、大きく3つの種類があります。それぞれの特徴について紹介します。
・固形
固形石けんくらいの硬さがあるワックスです。ツヤが出やすい利点があるものの塗りにくいデメリットがあります。
・半練り
クリーム状のワックスです。クリーナー効果のある研磨剤を含んだものもあり、初めての方でも塗りやすい特徴があります。
・液体
スプレータイプのワックスです。車体に吹きかけるだけで済むので楽な点があります。しかし、ツヤや輝きが出にくく、効果があるのが分かりにくい点がデメリットです。
ワックスを使うことのメリットとデメリットについても紹介します。実際にワックスをつける時の検討材料にしてください。
・メリット
洗車後にワックスを付けることで、撥水性が高いです。結果、汚れがつきにくくなるのでおすすめです。また、車体の塗装に影響のある紫外線などから守ってくれるため、色落ち等も防げる可能性があります。ツヤ感も出るため、新車に乗っているような気分も味わえます。
・デメリット
ワックスは、持続性が低い点が大きなデメリットです。1ヶ月程度で落ちるため定期的に洗車やワックス掛けの手入れを必要とするため、面倒と感じるかもしれません。また、ワックス作業に時間がかかり車体が大きいと身体的疲労も高い可能性があります。
自分で行うと大変ですが、プロの方に依頼するとデメリットのいくつかは解決できるので、ぜひご検討ください。
お店に洗車を頼むと相場はどれくらい?
洗車は、自分で行うことで費用を抑えられる利点がありますが、正直面倒に感じる方もいらっしゃるでしょう。具体的に、依頼するとどれくらいの費用がかかるのか相場を解説します。
・機会洗車:300円~(水洗いのみの場合)
・専門店での手洗い洗車:2,000~4,000円(SUVでは3,000円程度)
上記の金額にコーティング作業や車内清掃などのオプションをプラスすると、車が隅々まで綺麗になる代わりに費用も高くなるかもしれません。
しかしながら、車を隅々まで綺麗にしてもらえる点や少し大変なコーティング作業をプロの技術で行ってもらえるのは大きい利点です。一度綺麗に洗車してもらえれば、そのあとは簡単な洗車だけでも綺麗な状態を保てる可能性があります。また、自分で洗車したときに誤ってボディを傷付ける危険などがありますが、そういった点を防げる点も利点でしょう。
まとめ
洗車は、道具を揃えて行うと綺麗に仕上げられます。しかし、ワックス作業まで含めると自分でやるには限界があるかもしれません。その際には、プロの方にワックス作業を含めた洗車を依頼するなどをご検討ください。綺麗な車に乗ると、気分も高まるだけでなく、車をぶつけないように注意するようになるので安全運転につながるかもしれません。