自動車コラム
最近の車検事情とおさらい

皆さんは、昨今の車検事情をどこまでご存知でしょうか。料金の内容や車検必須項目など、知っているようで知らないことが多くあることでしょう。本コラムでは、車検に関する内容について紹介するので参考にしてください。併せて1日車検についても紹介するのでぜひご参考にしてください。
目次
令和5年以降の料金改定はどれくらいかわったの?
車検の料金は、令和5年の改正から変わりました。車検の費用は法定費用・車検基本料・諸費用(部品交換・修理など)で車検料金が異なります。
具体的には以下の通りです。
【車検料金相場(継続車検)】
令和5年以前⇒軽自動車:2万7,730円/普通自動車:3万8,110円
令和5年以降⇒軽自動車:2万8,740円/普通自動車:4万3,460円
車検料金は、税金や諸費用によって変化があります。また依頼先によって費用が異なるので、車検を受ける際には事前に見積もりを出してもらって検討すると良いでしょう。車検費用に悩んだら、ツチヤ自動車にご相談ください。
必須項目ってどれくらいある?

車検は、車両が安全に公道を走れるかの検索をするもので、必ず受けないとなりません。
ここでは、具体的に車検で点検する箇所を紹介します。
【車検の必須項目】
・車両の同一性
・外回り(ウインカー、ヘッドライト)
・足回り(タイヤ、ホイール)
・下回り(ブレーキ、サスペンション)
・安全性能(ブレーキ、サイドブレーキ)
・ヘッドライトの光軸や光量
・環境性能(排ガス濃度)
・最低地上高
上記の点が点検される項目です。
法定点検とセットで行うと上記の内容のほか、安全に乗るための点検項目が増えます。費用などを考えると負担が大きく感じるかもしれませんが、乗員の安全を守るためにも大切な点検なので、ぜひご検討ください。
車検の際に説明をしてもらえる?

車検を受けるとき、車検にまつわる説明を受けたいと思う方がいることでしょう。車検で車の状態がどうなっているか、費用面や修理についてなど説明してもらえます。しかし、必ずしも受けられるわけではなく、店舗によって異なるので調べるか確認をしておくと安心でしょう。
交換部品の相場がわからないから金額がいくらになるのか不安
自動車の部品は高額なイメージがあるかもしれません。実際、部品によっては費用が高額になる可能性があります。
【消耗品の費用相場】
・バッテリー:数千円以上(整備工場では廃棄費用を含めた価格です。車両サイズによってバッテリーの大きさが異なり、大きくなればなるほど高くなります。)
・エンジンオイル:500~2,000円(車両サイズや選ぶオイルによって異なります。)
・フィルター(エンジンオイル用):1,000~5,000円(部品と工賃合わせた値段です。)
・ブレーキオイル:4,000~7,000円(工賃込みの値段です。)
・ブレーキパッド:1~3万円(工賃込みです。性能やメーカーによって異なります。)
・ラジエーター液(冷却水):4,000~15,000円(希釈の有無で費用が異なるので、事前に確認しましょう。)
・エアクリーナー:1,000~4,000円
・ワイパーブレード(ゴム):500~2,000円
・スパークプラグ:1,500円〜15,000円前後(国産車だと3〜4気筒、6気筒のため、エンジンの気筒数分交換します。)
ここで紹介したのは、整備工場で交換してもらう場合の費用です。車の知識がある方であれば、ご自身で交換などができるかもしれませんがプロの方に依頼するほうが確実のため、DIYはあまりおすすめできません。DIYをするときは、費用を究極まで抑えたい場合のみにしましょう。
1日車検のおさらい
1日車検は、車を納車し車検を終えて引き取る流れを1日で完結できるサービスです。一般的に、車検は混み具合によって異なりますが2~3日かかります。しかし、このサービスでは1日で車検が終わるので時間がない方などにおすすめです。
【1日車検の魅力】
・時間がなくてもすぐに車検が終わる
・費用コストを抑えられる
・代車手配などが不要で楽
1日車検では、ご自身で予約した日に車両を持ち込む流れが通例です。そのため、代車の手配などが不要でとても便利な車検といえるでしょう。しかし、車両の状態や部品の在庫状況などによっては1日で終わらない場合があるので、見積もりの段階から確認をしておくと安心です。
まとめ:車検についての理解を深めておこう

車の車検は、さまざまな方法があり点検する項目や交換する部品によって料金が異なります。また、車検を受ける場所でも費用などが異なるので事前に確認すると安心できます。車検前にDIYでパーツの交換などをすることで費用を抑えられる場合もありますが、一般の方が作業をすると危険をともなったり、状況が悪化したりする可能性もあるためおすすめしません。車検を受けるときには、整備工場などで依頼し万全の状態で受けるようにしましょう。また、車検についても質問などがあれば、予約する際に確認しておくことをおすすめします。