自動車コラム
シガーソケットは何に使うのが有用?
皆さんは、シガーソケットをどのように使用していますか?喫煙者であれば、シガーソケットを活用してシガーライターを使えます。しかし、喫煙者ではない場合、シガーソケットの活用方法を悩む方もいるかもしれません。この記事では、シガーソケットの活用方法を解説します。シガーソケットを使用するときに注意するポイントについても解説するので参考にしてください。
シガーソケットとは
シガーソケットは、シガーライターを加熱するための機器です。喫煙者が減っているため、シガーライターはオプション設定となっている傾向があり、シガーソケットのみ装備しています。別名アクセサリーソケットと呼ばれ、電気製品を使う電源で利用できます。
一般的には、センターコンソール内やラゲッジスペースに装備されています。使用状況に応じて、増設することもできるため利便性や自由度の高い点が魅力的です。
おすすめの使用用途
シガーソケットは、電化製品を使用するための電源にしましょう。電源にする際には、カーインバーターなどを用いることで、家庭用の電化製品を車内で使用できます。最近では、車内で使う空気清浄機や掃除機などとしても活用できるので、自宅で過ごすように快適な車内にできます。
【使用用途の例】
・カーインバーター:コンセント化させる
・FMトランスミッター:オーディオ機器化させる
・カーチャージャー(シガーソケットチャージャー):スマートフォンなどの充電口にできる
上記のような使用方法ができるため、車内でこれまでよりも快適に過ごしやすくなりおすすめです。また、ドライブレコーダーの電源にも活用できます。ドライブレコーダーを設置予定の方で、シガーソケットをまだ何もしていない場合はご検討ください。
メリット・デメリット
シガーソケットをコンセントなどに活用することは、メリットが多くあるように感じられますが、デメリットも当然あります。
【メリット】
・電源を確保できる
・電装品の取り付けが可能になる
・スマートフォンの充電が可能になる
【デメリット】
・バッテリーの消費量が増える
・ヒューズが飛ぶ可能性がある
・バッテリー上がりの可能性が高くなる
・車内に持ち込む電化製品が増える
シガーソケットは増設することもできます。そのため、増設した結果、バッテリー上がりの起こる可能性が高くなってしまいます。また、電力が増えてしまい、許容量を超えるとヒューズが飛んでしまうので注意してください。
容量オーバーに注意
シガーソケットを増設するときには、容量オーバーにならないよう注意が必要です。具体的な注意点について解説します。
【注意点】
・使用場所に応じて適切な位置に増設すること
・配線の途中にヒューズを取り付けること(許容量電流:10~15A※車種によって変動します。)
・車の電圧を把握しておく(国産車:12V)
容量オーバーすると、ヒューズが飛んでしまいます。ヒューズが飛ぶと電装品が故障するため危険です。また、たこ足配線にならないように配線しましょう。
シガーソケットを増設するときは、ヒューズボックスに取り付けます。車内で使う電気製品や電装系の電源が集まっているため、純正ヒューズと差し替えてシガーソケットを増設してください。ただし、アースを取り付けるなど、電装や配線処理などのちょっとした知識が必要です。DIYすることが難しい場合はプロの方に依頼することもご検討ください。
まとめ
シガーソケットは、従来通りであればシガーライターのためにある電源部分でした。しかし、近年では喫煙者が減っているため使用用途が変化しています。シガーソケットを充電口に活用するなど、さまざまな使用方法があり、より車内で快適に過ごせるようになりました。シガーソケットを好みの方法で使用する場合には、配線処理や電装系の作業が必要です。難しいと感じる方もいるかもしれないので、その場合には、プロの方に依頼することをご検討ください。